

第10回となる今回は、今年着任したばかりの「CNET Japan」の新編集長 西田 隆一氏、その広報手腕には"やり手"と聞こえのある「マイクロソフト」コーポレート広報グループグループ長の岡部 一志 氏、とIT業界においては大変知名度のあるお二人をスピーカーにお迎えしました。
IT技術の実践的な広報への活用方法といった内容をはじめとして、イメージを上手にコントロールするために必要なアナログ的な広報手法など、面白いお話しをお聞かせいただきました。
また、今回も多くの方にご参加いただき、受講できない方もでるなど大盛況でした。
(下段写真左:西田氏、写真右:岡部氏)
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[第1部]
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講演テーマ:「CNETがめざすメディアの世界とネット時代における広報への期待」
講 師: シーネットネットワークス株式会社 CNET Japan編集長
西田 隆一 氏
http://japan.cnet.com/
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ITを中心としたニュースを中心に、その視点の多様さと情報の網羅性で、多くの視聴者を集めてきた「CNET Japan」。米国CNET Networksの日本支社としての位置付けながら、日本独自の編集方針で、海外ニュースの即時性の高いニュースはもとより、国内の社会情勢や業界動向といったビジネスに直結する話題も積極的に掲載している。
読者ターゲットをマネジメント層、投資家やアナリスト、起業家や学生といったように、単にテクノロジー情報を取得するSEなどの技術職として捉えていないことからも、情報の執筆、掲載姿勢がうかがえる。
今講演の話の中心、CNETが今春立ち上げる新媒体「ZDNet Japan」へ及ぶと、聴衆は真剣な面持ちで話に聞き入った。この新媒体はエンタープライズコンピューティングに関するあらゆるニュース(情報)を掲載する方針を打ち出している。特長的なのは、ベンダー(企業)からの生の情報を積極的に提供していこうとしていることだろう。
今までこれらの情報(ニュースリリース、イベント情報、製品情報など)は、自社のウェブサイトで掲載することしか方法がなかった。しかし、こういった媒体が出現することで、より直接的にビジネスに繋がる可能性が広がってくる。当社が提供しているニュースリリースもZDNetでの掲載へ移行するはずだ。エンタープライズコンピューティング関連の情報リソースセンターと銘打ち、立ち上げられる新媒体は、実は広報担当者を強力に後押しすること間違いない。
また、編集者として広報担当者へのお願いや積極的な情報開示の必要性などについて、持論を披露。特にニュースリリースの送り方で気をつけて欲しいポイントや、広報が先陣を切ってブログを活用するべき、といった広報担当者がすぐに検討して動ける情報に、聴衆もうなずきながらメモを急いでいた。
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これを読んでいて「Windows」を知らない方はいないだろう、巨大ブランド企業「マイクロソフト」。グローバルで展開される広報体制とはどのようなものなのか?
まずは、マイクロソフトのイメージについて、ビルゲイツとWindowsであると紹介された。このような巨大なブランドがデメリット、すなわち広報活動の際の大きな障害になることを示唆された。この後、マイクロソフトが日本で推進する6つのビジネスグループを紹介いただくと、マイクロソフトがパソコンを機軸とした多様なビジネスを手がけていることが見えてくる。
マイクロソフトの広報的側面で抱える課題へと話を展開された。ここでは、細かい活動の課題よりも、CSRなどに関わってくるようなもの、とりわけ浸透している「独占企業イメージ」など負のイメージへのアプローチといった内容についてお話いただいた。
マイクロソフトではここ数年、企業市民活動(Citizenship)を推進していると言う。
企業市民として、またITテクノロジー企業として、なすべきことを考え、行動している。
・デジタルデバイドの解消と教育環境の向上
・安全かつ信頼できるインターネット社会の実現
・産業振興と地域経済への貢献
・責任ある企業活動
こういった柱を掲げ、スポンサーシップ活動や、新卒採用を積極的に行うなど、社会への貢献を果たし、またそのような企業活動をディスクローズすることにより、敢然とアプローチしている。
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